海外旅行でのトラブルというと、窃盗や盗難などの人為的な理由によるものが一番多いようなイメージがあると思いますが、実のところはそうとばかり言えません。日本の某大手海外保険会社の2008年の統計では、保険金を支払った件数を項目別に見てみると、半数以上の71.2%を疾病治療が占めているのです。
さらにおそろしいことに、海外で発生した病気が死亡に繋がることも少なくはありません。海外で命を落としてしまった日本人全体のうち、なんと68%に上る人々の死因が疾病によるものなのです。
海外旅行中に一度でも体調を崩してしまった人ならその気持ちが分かると思いますが、外国で体調を崩してしまうことほど不安に思うことはありません。もし、怖い疫病や伝染病に感染しまったら、帰国しても検疫に引っ掛かって日本に入国できないかもしれないとか、言葉が通じないから病院に行くのが怖いとか、病気で動けないことをよいことに、悪い人に寄って来られたらどうしようとか、いろいろな不安が心をよぎり、その不安な気持ちだけでもさらに病気や怪我が悪くなってしまいそうに感じます。
これらの心配は、将来の貯蓄に心配をして、定期預金 金利 ランキングなどに病的に熱心になることをはるかにしのいでいます。
しかし、海外での病気や怪我に対して、しっかりとした事前知識を持つことで病気から身を守ったり、万が一にも病気にかかったりや怪我をしてしまった場合でも、ある程度自分自身で応急処置をして進行を遅らせることもできます。また、病院にかかる羽目になってしまっても、医師の処置をスムーズにしたり、より的確な診断を受けられるようにするための対策があるのです。

